アイコンアートリンクとは?

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1997年にスタートした〈art-Link 上野-谷中〉は、美術館や博物館が集まる上野公園と、隣接する谷中、根津、千駄木地域で拠点に活動するギャラリーなどをアートでつなぐイベントです。
毎年、有志が実行委員会を組織して運営しています。

毎年秋の開催時には、美術館、博物館で開催される大型展から現代美術のギャラリーでの展示、そして店舗、住居、アーティストのアトリエ、寺社を舞台にしたパフォーマンスやワークショップまで、多彩なラインナップが揃います。観客は〈art-Link 上野-谷中〉のマップを手に、町歩きを楽しみつつ、さまざまなアートの拠点を見てまわることができます。

今年の〈art-Link 上野-谷中〉

震災の後に

2011年3月の東日本大震災は日本中、世界中に衝撃をもたらし、いまなお生活の端々に影響を及ぼしています。私たち一人一人の意識や価値観が根底から問い直され、自分たちがいま社会の中でできること、これから進むべき方向について、以前よりずっと深く考えるようになっています。

ではいま、アートによって何ができるのでしょうか?
これに答えるのはもちろん容易ではありません。しかし、すでに多くのプロジェクトが立ち上がり、さまざまな実践が試みられています。その積み重ねと経験のなかにこそ、いくつもの「答え」が見出されていくでしょう。〈art-Link 上野-谷中〉もそうした実践のひとつでありたいと考えています。

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15年目を迎えた〈art-Link 上野-谷中〉

アートリンクは今年で15年目を迎えます。
回数を重ね、近年は毎回30以上の団体・個人が参加するようになり、地域にも定着してきました。多くの人が携わってきた歴史をふまえながら、この機会にもう一度原点に立ち返り、新たな気持ちで再出発したいと考えます。

今年の〈art-Link 上野-谷中〉はつぎのような趣旨のもとに進めていきます。
まずなによりも、「アートリンク」という名前のとおり、立場の異なる参加者同士がお互いに「リンクする=つながる」ことを再び目指したいと考えます。最初に少人数でアートリンクを立ち上げたときのように、参加者たちが意見を交換しながら、ひとつのテーマや意志を共有し、同じ企画に関わることでつながるのです。つまり、参加する美術館やギャラリーがそれぞれに開催する展覧会やイベントを束ねるだけではなく、参加者全体が今年の〈art-Link 上野-谷中〉が目指すテーマ「人と人の出会いとつながり」に賛同して、この地域を横断する企画を共同で組織していきます。

実行委員会主催イベント、そして各参加団体の多彩なラインナップとともに
15年目の〈art-Link 上野-谷中2011〉にぜひご期待ください。

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